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沖縄・旅の情報(地区別) 沖縄のバスと仲良くなろう



沖縄のバスと仲良くなろう
 −初心者の沖縄バス旅行−

 

今のところ、沖縄での唯一の公共の陸上交通機間・路線バス。
県外者にはわかりにくいところもありますが
沖縄本島の中部・北部を旅行する際の利用方法などを書いてみました。
(糸満など南部については行ったことがないのでわかりません。ごめんなさい。)
 


 

INDEX
1.沖縄本島の地理

2.バスに乗る前に
(1)バス路線と運行頻度を調べる
(2)市内線・市外線・高速バス

3.市外線に乗る
(1)那覇より普天間へ
(2)那覇よりコザへ
(3)那覇より名護へ
(4)コザより名護へ

4.那覇市内線に乗る
1番線「首里・識名線」を利用した那覇めぐり
5.バスでJA天然温泉アロマに行く

 


1.沖縄本島の地理

沖縄本島の交通は大まかに、次ぎのように地域を分けると理解しやすいと思います。

1 那覇市

沖縄細大の都市、那覇。人口においても都市機能においても、沖縄ではずば抜けた規模を持ちます。
那覇バスターミナルを起点にして、各地域へバスが運行。また那覇市内は、那覇交通の市内線が運行しています。

2 南部地域 (糸満市を中心とした地域)

昔は南山とよばれた地域。糸満市を中心とします。

3 那覇近郊都市圏 (浦添市、宜野湾市−普天間−)

那覇の北方、西海岸沿いにに続く市街地。那覇のベッドタウンとも言えます。バスの運行路線、頻度も多い地域です。


沖縄全体図

4 中部 (沖縄市−コザ−、具志川市、石川市)

沖縄市(コザ)を中心とした地域。那覇を起点とした人口密度が高い地域は、石川市で終わります。那覇発のバスの殆どは、この地域が終点となります。

5 中北部 (石川〜名護間の、比較的人口密度が低い地域)

石川市を出ると名護市までは市がなく、比較的人口密度が低い地域になります。西海岸にはリゾートが続きます。
この地域はバスの本数も減り、名護東線(那覇〜普天間〜コザ〜名護)、名護西線(那覇〜西海岸リゾート地区〜名護)くらいになります。

6 北部 (名護市以北)

通称ヤンバルと言われる自然に恵まれた地域、名護市が唯一の都市であり、北部の交通の要所です。
辺土岬方面、本部半島方面は名護で乗り換えます。


2.バスに乗る前に

(1)バス路線と運行頻度を調べる

目的地の最寄のバス停を調べる

まず、目的地への最寄のバス停を調べます。ガイドブックなどに記載されています。

バス路線図、路線ナンバー、運行頻度の確認

次に詳細なバス路線図で確認します。沖縄のバスの路線は複雑ですが、路線図を良く見れば、目的地への最適の路線を見つけることができます。

Nakaべ〜さんのHP「沖縄路線バスどっとこむ」を見ることをおすすめします。
沖縄のバス路線、それに各路線の発着時間などがわかり、沖縄バス旅行には必見のページです。
Nakaべーさんは、「バスの時刻は変更になることがあるので、要注意」と書いていらっしゃいますが、バスの運行頻度がわかるだけでもずいぶん助かります)

(2)市内線・市外線・高速バス

沖縄のバスは、市内線市外線に分かれます。その概要、相違は下の表をご覧ください。

  路線NO. 運行会社 那覇
発着場所
運賃支払 料金 乗降方法
市内線 1〜17 那覇交通 各営業所
那覇BTには
殆ど停車しない
前払い 均一料金
平成13年1月
現在¥200
前乗り
後降り
市外線 20〜125 那覇交通
琉球バス
沖縄バス
東陽バス
那覇BT
一部は那覇空港
から那覇BTへ
後払い 距離に
応じて加算
那覇市内は
均一料金

前乗り
前降り

注意事項

 両替

車内では五千円札、一万円札の両替はできないので、事前に千円以下にくずしておく必要があります。

 発着場所

市外線は、一部は那覇空港からバスターミナルを経由して目的地に向かう便もありますが、基本的には那覇バスターミナル発着と考えてください.

  • 市内線は、一部を除きバスターミナルは通らないので注意してください
  • 国際通り(松尾、牧志、安里)では市内線と市外線の乗場が分かれています
  • 那覇バスターミナルの「空港行」乗場はターミナルに面した道路を渡った所にあるので気をつけてください

 高速バス

市外線の中に2系統だけ、沖縄自動車道を通る高速バスがあります。(那覇空港発着)詳しくは後述しますが、本数は多くないものの、ほぼ各ICにバス停があり、コザ以北への移動には有効に活用できます。
運行経路は下表をご覧ください。

  路線No. 運行経路
高速バス
(市外線の一部)
111 那覇空港→那覇BT→沖縄自動車道(各IC停車)→名護BT
123 那覇空港→那覇BT→沖縄自動車道(各IC停車)→沖縄南IC
→コザ→具志川→石川

 


3.市外線に乗る

沖縄中北部の地理概念をつかむ

次は那覇より各地へのバスの乗り方についてです。中部・北部の交通の要所をつかむと、沖縄の地理がわかりやすいと思います。

沖縄中部の交通の要所は、普天間とコザになります。まずはこの二個所への行き方から考えてみます。

北部の要所は名護になります。辺土方面や本部半島方面は名護バスターミナルで乗り換えとなります。那覇とコザからの行き方を書いてみました。

(1)那覇より普天間へ

二つの主用路線

普天間は宜野湾市に位置し、沖縄中部の交通の要所といえます。那覇バスターミナルより数多くの路線が発着しています。経由地によって所要時間は異なりますが、行き先の掲示板の中に「普天間」の文字があればとりあえず乗ってみて大丈夫だと思います。

路線はいろいろありますが、大まかに見て主要な路線は二通りあるようです。
一つは那覇バスターミナルを出て、沖縄本島の西海岸を走り、浦添市を抜けて、宜野湾の伊佐バス停より本島中央部の普天間へ右折する路線。
もう一つは、沖縄本島の中央部を北上し、途中経由地は異なりますが、普天間へ到達する路線です。
所要時間は西海岸経由の方が若干早いようですが、大差はないように思います。

沖縄中北部路線
那覇−普天間−コザの主用路線概念図

沖縄中北部路線
高速バス路線概念図


(2)那覇よりコザへ

通常路線も利用できるが、高速バスも活用できる

沖縄中部の中心都市、沖縄市(通称コザ)は、普天間の北方に位置し、利用の仕方は普天間へと同様です。(普天間を通るバスの殆どはコザも通るようです)
しかし、それ意外に高速バスを活用する方法があります。

123番線の利用

123番線は、那覇ICより沖縄自動車道に入り、沖縄南ICから一般道に下り、コザ(沖縄市)→具志川市→石川市と進みます。
那覇−コザ間は交通量も多く通常の路線バスではかなりの所要時間がかかるので、この路線は上記3市へ行くには便利です。

111番線の利用

那覇IC→許田IC→名護バスターミナルへと進みますが、この路線でも沖縄南ICバス停で下車すれば、コザ中心街まで歩いていくことができるはずです。

高速バスは、運行本数が少ないので、時間を事前に確認する必要があります。


(3)那覇より名護へ

高速バスを利用する

沖縄北部への交通の基点となる名護市への行き方ですが、これは上記111番線の高速バスを利用するべきでしょう。
那覇バスターミナルより、名護東線(那覇→普天間→コザ→名護)や、西海岸線を走る名護西線などがありますが、いずれもかなりの所要時間を覚悟しなければなりません。

(4)コザより名護へ

高速バスと通常の路線バス

私は平成13年1月にコザに宿泊し、翌日名護へ向かいました。このときは、通常の路線バスである名護東線を利用し、所要時間は1時間半以上でした。

後から「沖縄バス路線どっとこむ」で路線を見ていると、111番線の高速バスが沖縄南ICにも停車することにも気がつきました。今から考えれば、コザの中心街からほど近い沖縄南ICまで歩いていって、111番線に乗車すれば良かったのかもしれません。

ただし、名護東線に乗ると、沖縄の町や風景を良く見ることができます。沖縄の美しい海岸線を眺めたり、金武町のあたりでは米軍基地を間近に見たり、と今では良い思い出になっています。

高速バスを利用すると、時間を短縮でき、体力的にも消耗を避けられます。一方通常の路線バスは時間がかかり疲れますが、町の様子を良く見ることができ、両者は一長一短。旅のスケジュールにあわせて考えてみてください。往路は路線バス、復路は高速バスを利用するのが良いかも知れません。
(ただし、前述のように那覇〜名護などの長距離は高速バスを使う方が良いでしょう)


名護東線・西線
高速バス111番線

バス路線の発着は名護バスターミナルになりますが、名護市街の西端に位置します。名護で宿泊する方は、最寄のバス停を調べて下車するようにしてください。


4.那覇市内線に乗る 

県外者に利用しやすいのは、1番線「首里・識名線」

那覇最大の観光地といえば、古都・首里、次いで識名園になると思います。いろいろなバス路線がありますが、県外者に利用しやすいのは、ズバリ、1番線「首里・識名線」です。この路線を利用すれば、首里、識名園だけではなく、国際通り、壷屋、波の上ビーチ、福州園など、那覇市内の主な見所のほとんどに行くことができます。

この路線は、三重城営業所を起点にして「パレットくもじ前」(国際通りの西端、那覇バスターミナルの近く)で、いわゆる山手線の内回り、外回りのように分かれ、牧志(国際通り)→首里→識名(あるいはその逆コース)を一回りし、再び「パレットくもじ前」から三重城営業所へ戻ります。

「首里・識名線」の、牧志経由線を利用したモデルコースをたててみました。

 


1番線「首里・識名線」を利用した那覇めぐり

(1) 沖銀本店前あるいは、国際通り(松尾、牧志、安里)より乗車。

「沖銀本店前」には牧志(国際通り)経由しか停車しません。先に識名園に行きたい方はその前後のバス停(「琉銀本店前」又は「県庁前」)から乗車してください。
また、国際通りでは市外線と市内線のバス停が別になっている(場所が少しズレている)ので、間違えないように。

国際通りでは牧志からほど近い壷屋を見学するのも良いでしょう。


那覇中心街バス乗場

(2) 「首里城公園入口」で下車。

首里城、玉陵、金城町石畳、県立博物館など見学、再びバスに乗る

(3) 識名園前で下車、見学

(4) 「パレットくもじ前」を通過し、「西武門」で下車

波の上宮および波の上ビーチを散策

(5) 徒歩で「福州園」まで行き、見学。

那覇バスターミナルや国際通り西方面へは徒歩で戻る(10分ほど)。国際通り東方面(牧志や安里)へは「西武門」や「商業高校前」から牧志方面行きバスに乗車。

  • 上記の(1)〜(3)は逆廻りも可能です。
  • 国際通り〜首里間は1番線意外にも幾つか路線があります。路線図で確認してみてください。
  • また、首里を除いて、識名園だけに行くのならば、5番線(識名線)も利用できます。
  • ここでは、私も含めて県外者・初心者に最もわかりやすいということで、1番線を利用した廻り方を考えてみました。
  • 上記のコースを一日で廻るのは難しいでしょう。(特に首里は時間をかけて散策さたいところです) 時間と好みに合わせて選択してください。

那覇・首里・識名 1番線・5番線 運行概念図


5.バスでJA天然温泉アロマへ行く

JA天然温泉アロマは宜野湾市の東シナ海沿岸にあります。中に入り体を洗って湯船に入り、ふと顔をさわるとぬるっとします。石鹸が残っているのかと思ったら、これは少し黄色がかったお湯の成分のためだったのです。まさしく、道後温泉をも凌ぐ「美人の湯」でした。
私が訪れたのは平成12年の1月でしたが、柔らかな日差しの中、日本庭園を眺めながらゆっくりと露天風呂を堪能することができました。
打たせ湯や歩行浴、塩サウナもあり、浴室の設備はかなりのレベル。泉質もよく、近くに行ったら、寄ってみる価値アリ、です。
入浴料は1,500円(タオル、湯上着、髭剃もついてきます)

中城城や中村家住宅を観光した後、訪れても良いかも知れません。中城城からはタクシーで1350円程度でした。

・那覇方面から

(1)-1 那覇BTより、28番線・読谷(楚辺)線残波岬行きで最寄のバス停へ。
    (所要時間約50分、老人ホーム愛誠園前下車徒歩3分)

注意しなければならないのは、28番線(読谷線)がすべて「老人ホーム愛誠園前」を通るわけではないので、路線を良く確認しなければならないこと。(楚辺線・残波岬行でなければ通らない)
しかも、この路線の運行本数はおよそ1時間に1本程度しかないということ。
したがって、現地でバスの運行時刻を良く確認しなければなりません。

(1)-2 那覇BTより、88番線・宜野湾線で最寄のバス停へ。

88番線も老人ホーム愛誠園前を通りますが、この路線も1時間に1本程度。しかも、普天間を経由するので、かなりの所要時間がかかるでしょう。
しかし、普天間から温泉に行くには便利な路線です

(この他、那覇BTからは112番線もありますが、運行は朝夕だけなので、県外者は利用しにくいと思います)

(2) 読谷線全線、名護西線を利用して、伊佐浜バス停で下車、15〜20分程歩く。

老人ホーム愛誠園前に停車する路線は少ないのですが、それ以外の読谷線をあわせると、かなりの本数になります。そこで、「伊佐浜」バス停で下車し、温泉まで15〜20分ほど歩きます。タクシーを利用しても良いかも知れません。
利用できる路線は28(読谷線)、20・120(名護西線)

(3) 普天間方面行きを利用して、伊佐バス停で下車、タクシーを併用する。

沖縄中北部へ向かう路線の殆どは、普天間を通ります。この中のかなりの本数が「伊佐」バス停を通ります。伊佐から温泉までは約二キロ。歩いて行くのは厳しい距離ですが、タクシーを利用すれば5分ほどで行けます。
利用できる路線は、21、22、23、31、77、80、86、124。

・普天間方面から

最も効率の良い路線は、88番線(宜野湾線)。那覇BTから普天間を経由して「老人ホーム愛誠園前」を通ります。

次ぎに、上記那覇方面からの(3)の逆コースを考えます。普天間から那覇行きで伊佐バス停を通る路線に乗車し、伊佐バス停で下車、タクシーを利用します。
利用できる路線は、21、22、23、31、77、80、86、124。

あるいは普天間近辺からならば、直接タクシーを利用しても良いかもしれません。おそらく600〜800円程度と思われます。

JA天然温泉アロマとバス路線概念図

沖縄・旅の情報(地区別) 沖縄のバスと仲良くなろう